※写真はイメージ(gettyimages/Sasiistock)
子ども部屋のレイアウトを考えているママ・パパ必見!レイアウトのポイントと注意点
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子ども部屋は何歳から必要なのか、レイアウトはどうすればいいのか、家具はどうやって選べばいいのかなど、子ども部屋について悩んでいるママやパパは多いのではないでしょうか?今回の記事では、子ども部屋を準備する時期やレイアウトする際のコツや注意点について、ママの体験談を交えてご紹介します。
子ども部屋の準備をしたのはいつ?
子ども部屋を準備するのに「何歳になったら」「○○ができるようになったら」という明確な基準やルールはないようです。ママたちにどのタイミングで子ども部屋を準備したかを聞いてみました。
30代ママ
「子どもが年少のときに家を購入したタイミングで子ども部屋を準備しました。子どものおもちゃも増えてきていたので、おもちゃは子ども部屋に収納するようにしています」
40代ママ
「小学校に入学したタイミングで勉強机を購入したため、子ども部屋を準備しました」
40代ママ
「子どもから自分の部屋がほしいといわれたため、小学校3年生のときに子ども部屋を準備しました」
ママたちのお話からも、子ども部屋の準備はさまざまなことがわかりました。家の購入や小学校入学など、何かのタイミングをきっかけに子ども部屋を準備したママの声がありました。また、子どもから自分の部屋がほしいといわれたママや一緒の部屋で寝るのが狭くて難しくなったママもいました。
子ども部屋の役割とは?
ここからは、子ども部屋の3つの役割についてママの体験談も交えて詳しく見てみましょう。
自立心を育てることができる
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子ども部屋を与えることで、子どもの自立心を養うことができます。今まではママやパパにやってもらっていたことも、自分の部屋のことは自分で管理する必要があるためです。
40代ママ
「小学校の低学年の頃に子ども部屋を作りました。小学校入学当初は、なかなか自分で次の日の持ち物の準備ができませんでしたが、自分の部屋を持つようになったら自然と準備するようになりました。自分だけの空間で自分で管理しないといけないと感じたようです」
40代ママ
「教科書や本、参考書などものが増えてきた5年生くらいのときに、自分で部屋の模様替えをしていました。どうやったら自分が使いやすくなるか?を考えたようです」
子どものプライベートを大切にできる
子ども部屋は、子どもだけの空間です。子どもが成長して思春期や反抗期を迎えると、ママやパパと適切な距離を保つことのできる1人の空間はとても大切な存在になるでしょう。
30代ママ
「子ども部屋をほしいといったきっかけが、子どもの1人時間でした。『1人になる時間がほしいから』といわれ、成長を感じました」
40代ママ
「引っ越しと同時に子ども部屋を作りました。はじめ、子ども本人が子ども部屋を使いたがらなかったのですが、年齢とともに子ども部屋で過ごす時間が多くなってきたように感じます」
勉強の時間を充実させることができる
子どもがどんどん成長するにつれて、勉強時間が長くなる傾向にあるといわれています。長時間勉強をするためには、周囲の音や環境に左右されない自分だけの空間が必要かもしれませんね。
40代ママ
「子ども部屋のレイアウトを決めるときに、机と本棚が横並びになるように配置しました。辞書などを取るときに便利だといっていました」
30代ママ
「子ども部屋では勉強に集中できるよう、漫画やゲーム機はリビングに置いて家族団らんの時間に楽しんでもらうようにしています」
子ども部屋のレイアウトのポイント
上記の子ども部屋の3つの役割を踏まえて、子ども部屋のレイアウトのポイントをご紹介します。
長い目で見た家具選びを
子ども部屋は、長い期間子どもが使う部屋となるため、子どもの体の成長、好みの変化を踏まえて家具を選ぶようにしましょう。子ども部屋を作るそのときの子どもの好みのものや、サイズ調整ができないものを選んでしまうと、その後買い直しが必要になってしまうかもしれせん。
子ども目線の収納方法
子ども部屋は子どもが自分で管理できるよう、ものをどのように収納するかは子どもと一緒に考えましょう。年齢によっては、子どもが片づけやすいよう低い収納家具や収納棚を用意するとよいかもしれません。
また、これからものが増えることを踏まえて、子ども部屋の収納スペースは多めに確保しておいたというママの声もありました。
勉強しやすいレイアウト
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子ども部屋のレイアウトを決める上で、まずはじめに学習机の配置をどこにするかを決めたというママの声がありました。勉強に集中できる環境を作るために奮闘しているママやパパが多いようです。具体的には、周りのものがあまり目に入らないように、学習机を部屋の角に配置したという声や、学習机の近くに本棚を配置して辞書や参考書がすぐ取れるような環境にしたという声がありました。
子どものプライベートと家族の時間のバランス
子ども部屋を準備するにあたって、プライベートと家族の時間のバランスをどうするか考えたママやパパも多いようです。玄関から子ども部屋までの動線に配慮してリビングの隣に子ども部屋を配置したり、子ども部屋にこもりっきりにならないよう子ども部屋にはテレビを置かないなどのママやパパの声がありました。
子どもと親が適切な距離を保てるよう、1人時間と家族時間がそれぞれ取れるよう工夫しているようです。
広さ別に見る子ども部屋レイアウト
子ども部屋の広さで一般的なのは、4.5~8畳といわれています。住んでいる地域などによっても異なりますが、平均的に多いのは4.5~6畳程度のようです。ここからは子ども部屋レイアウトの例を部屋の広さ別に見てみましょう。
4.5畳の子ども部屋レイアウト
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4.5畳の子ども部屋の場合、ベッドと学習机を両方置くことは難しいようです。学習机を置く場合は寝具は布団を使う、ベッドを置く場合はロフトベッドを配置してロフトの下に机を置くというレイアウトの例もあるようです。ロフトベッドを配置する場合は、部屋に入る高さかどうか確認しましょう。また部屋に入る高さであっても、窮屈にならないかどうかも併せて確認した方がいいかもしれません。
5畳の子ども部屋レイアウト
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5畳の子ども部屋の場合、ベッドと学習机がどちらも置けるかどうかは部屋の形によるようです。部屋の形によっては、学習机かベッドのどちらかしか置けなかったというママの声もありました。4.5畳の子ども部屋の場合と同様、ロフトベッドを配置するか、学習机かベッドのみを配置するようにしましょう。また、クローゼットの位置によっては、クローゼットを開け放して部屋を広く使えるようにしているというママもいました。
6畳の子ども部屋レイアウト
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6畳の子ども部屋の場合、ベッドと学習机に加えて本棚なども置ける広さです。間仕切りなどを使用して子ども2人で使用しているというママの声もありました。
6畳の子ども部屋の場合も部屋の形によっては家具の配置がしづらい場合があるようです。ロフトベッドで空間をうまく活用できるようにしたり、ベッド下に収納がついているものを使用するなど工夫をしているママやパパもいるようです。
子ども部屋のレイアウトは長期間を見据えて決める
今回の記事では、今回の記事では、子ども部屋を準備する時期やレイアウトする際のコツや注意点、レイアウトの例などをご紹介しました。
子ども部屋を準備するにあたって、思春期や反抗期を迎えたとき、受験勉強など長時間の勉強が必要な期間を見据えて、レイアウトを考える必要があるようです。ただ、準備する段階ですぐに決めることができないことも多いでしょう。そのため、サイズ調整ができるものやこの先も長く使える家具を選んでおくというママやパパの声がありました。
子どもにとって、子ども部屋の存在は自立心を成長させ、自分のプライベートを守る大切な場所です。子どもにとって居心地の良い子ども部屋を準備してあげられるといいですね。