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【子育て世帯におすすめ】セカンド洗面台はどう取り入れる?設置場所と実例を紹介

作成者: KIDSKI STYLE編集部|2025/7/25

※写真はイメージ(Adobe Stock/Liffer

 

子育て中のご家庭では、朝の支度や帰宅時に洗面所が混み合って、思わずイライラしてしまうことはありませんか?

そんなお悩みを解決してくれるのが「セカンド洗面台」です。実はこれ、ただ洗面台が一つ増えるだけではありません。子どもの衛生習慣が自然と身についたり、家事の動線がスムーズになったりと、うれしい効果がたくさんあります。

この記事では、「一度使ったらもう戻れない!」と言われるほど便利なセカンド洗面台の魅力を、設置場所の実例とともにたっぷりご紹介します。

 

セカンド洗面台とは?基本の知識

※写真はイメージ(Adobe Stock/kenkuza)

 

「セカンド洗面台」とは、その名前の通り、家の中に設置する2つ目の洗面スペースのことです。多くの場合、メインの洗面脱衣所とは別に、玄関の近くや2階のホール、寝室の中など、家族のライフスタイルに合わせて便利な場所に設けられます。

最近では感染症予防への意識の高まりや、家事の時短をしたいというニーズから、新築やリフォームの際に導入するご家庭がとっても増えています。

家族みんなが気持ちよく使える、新しい暮らしのスタンダードになりつつあります。

 

【実例紹介】セカンド洗面台の設置場所は?

セカンド洗面台は、どこに置くかでその便利さが大きく変わります。ここでは、子育て世帯に人気の設置場所を、具体的な使い方と一緒に見ていきましょう。

 

玄関近く 

お家に帰ってきてすぐに手が洗えるので、ウイルスや汚れをリビングに持ち込む前にシャットアウトできます。

「ただいま!」「おかえり!」の声と一緒に、手洗いうがいをする習慣が自然と身につきます。

お子さんが公園で泥んこになって帰ってきたときも、ここでサッと汚れを落とせるのでママも大助かりです。

 

2階ホール

 2階に寝室や子ども部屋があるご家庭にぴったりです。

夜中にのどが渇いて水を飲んだり、寝る前の歯磨きをしたりするのに、わざわざ1階まで下りる必要がなくなります。

お子さんが夜中にトイレに起きたときも、すぐ近くで手が洗えるので安心です。

 

子ども部屋の近く 

※写真はイメージ(Adobe Stock/健二 中村)

 

お子さんが自分で歯磨きをしたり、顔を洗ったりする練習に最適の場所です。

自分専用のスペースがあることで、身支度への意識が高まり、自立心を育むきっかけにもなります。

朝の忙しい時間帯も、家族と洗面台の取り合いにならずに済みます。

 

ファミリークローゼット横 

着替え→身支度→お出かけ、という一連の流れがとってもスムーズになります。

ウォークインタイプのファミリークローゼットの中に小さな洗面台を設ければ、朝の準備がすべてそこで完結できます。

忙しい朝の時間を、少しでも有効活用したい共働きファミリーに人気のアイデアです。

 

洗濯室内/ランドリールーム内

 汚れた靴下や服をつけ置き洗いしたり、上履きを洗ったりするのにとっても便利です。

洗濯という家事の途中で、わざわざ他の場所に移動しなくていいので、家事動線がぐっと楽になります。

アイロンがけのスチーム用の水を用意するなど、ちょっとした作業スペースとしても大活躍してくれます。

 

子育て家庭がセカンド洗面台を取り入れるメリット

※写真はイメージ(Adobe Stock/tarou230)

 

セカンド洗面台を置くと、毎日の暮らしがどう変わるのでしょうか?子育て中のご家庭にうれしい、具体的なメリットをご紹介します。

 

朝の混雑解消 

最大のメリットは、なんといっても朝の「洗面所渋滞」がなくなることです。

出勤準備をするパパママと、学校の準備をする子どもたち。時間が重なってしまいがちな朝も、セカンド洗面台があれば、みんなが自分のペースでスムーズに支度を済ませられます。

毎朝の「早くしなさーい!」が一つ減るかもしれません。

 

衛生習慣が身につく 

玄関や子ども部屋の近くに手洗い場があれば、お子さんが自分で手を洗う機会がぐっと増えます。

外から帰ったときや、食事の前、トイレの後など、生活の節目で手洗いすることが自然な習慣になります。

厚生労働省も感染対策の基本として手洗いを推奨しており、家族みんなの健康を守ることにも繋がります。

参考:厚生労働省「感染症対策へのご協力をおねがいします」

 

動線の効率化 

2階での掃除機がけの後に雑巾を洗ったり、ベランダの植物に水をあげたり。セカンド洗面台があれば、わざわざ1階と2階を往復する手間が省けます。

外出前の身支度、帰宅後の手洗い、お風呂前の洗顔など、生活のリズムにフィットした使い方で、家族それぞれのタイミングに合わせて自然に活用できます。

家の中の「ついで」の動きがスムーズになり、家事全体の時短に。忙しいパパママの負担を軽くしてくれる、頼もしい味方です。

 

お客様対応にも便利 

お友達家族が遊びに来てくれたときも、気兼ねなく使ってもらえる手洗いスペースがあるととっても便利です。

生活感が出やすいメインの洗面脱衣所を見られることなく、お客様に気持ちよく過ごしてもらえます。

プライベートな空間とパブリックな空間を上手に分けられるのも、うれしいポイントですね。



セカンド洗面台を設けるときの注意点と後悔しないためのポイント

※写真はイメージ(Adobe Stock/Diana Vyshniakova)

 

便利なセカンド洗面台ですが、計画なしに設置すると後悔することも。まず設置場所と動線の関係を必ず確認し、家族の生活パターンをシミュレーションしましょう。

洗面ボウルのサイズ・水栓の種類・収納の有無で使い勝手が大きく変わるため、用途に応じた選択が重要です。

お湯の配管を通すかも慎重に検討をしましょう。給水のみだと冬場に冷たい水しか出ず、後悔したという声も多くあります。

また、掃除のしやすさやメンテナンスも考慮し、汚れに強い材質を選びましょう。

最も大切なのは使う頻度・家族構成に合った設計。実際の生活スタイルに合わせた計画で、満足度の高いセカンド洗面台を実現できます。

 

セカンド洗面台についてよくある質問

※写真はイメージ(Adobe Stock/hogehoge511)

 

セカンド洗面台について、よく寄せられる質問にお答えします。

 

Q1. セカンド洗面台って本当に必要? 

A1. ご家庭のライフスタイルによりますが、特にお子さんが大きくなってくると「付けてよかった!」と実感する方が多いです。

朝の支度時間が重なる中高生の時期や、家族それぞれが自分の生活リズムを持つようになると、そのありがたみはさらに増します。

導入したご家庭の満足度は非常に高い設備の一つです。

 

Q2. 費用はどのくらい?

 A2. 設置する洗面台の種類や、工事の規模によって大きく変わります。壁に取り付けるだけのシンプルなタイプであれば20万円程度から可能な場合もありますが、配管工事が複雑になったり、デザインにこだわった造作洗面台にしたりすると費用は上がります。

複数のリフォーム会社から見積もりを取って比較検討するのがおすすめです。

 

Q3. 間取りが狭い家でも設置できる?

 A3. はい、設置できます。最近では、奥行きが30cm程度のスリムなタイプや、コーナーにすっきり収まるコンパクトな洗面台もたくさん出ています。廊下の突き当たりや階段下のデッドスペースなど、ちょっとした空間を有効活用して設置することも可能なので、ぜひ専門家にご相談ください。

 

子育て家庭こそ、暮らしをラクにするセカンド洗面台の導入を!

※写真はイメージ(Adobe Stock/polkadot)

 

セカンド洗面台は、単なる水回りの設備ではありません。それは、忙しい毎日の家事動線をスムーズにし、お子さんの大切な習慣を育み、家族みんなの生活の質をグッと上げてくれる、暮らしの工夫です。

もちろん、導入には費用やスペースの検討も必要ですが、それ以上に「毎日の暮らしがラクになった!」という快適さへの満足度は、きっと大きいはずです。

これからお家づくりを考えるなら、家族の笑顔が増えるセカンド洗面台を、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

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