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「習い事に行きたくない」子どもの本音と親ができる正しい対応

作成者: KIDSKI STYLE編集部|2026/2/2


※写真はイメージ(Adobe Stock/健二 中村)

 

子どもが「習い事に行きたくない」と言い出したとき、戸惑いや不安を感じるママやパパは少なくありません。せっかく始めたのに、このまま続けさせるべきか、やめる選択がいいのか、判断に迷いますよね。実は、行きたくない気持ちは特別なことではなく、多くのママやパパが経験しているようです。

今回の記事では、子どもの本音やよくある理由を整理しながら、後悔しにくい親の関わり方や考え方などについてご紹介します。

 

子どもが習い事に行きたくない原因は?

子どもが「行きたくない」と感じる背景には、さまざまな理由が重なっていることがあります。単なるわがままではなく、環境や気持ちの変化が影響している場合も少なくないようです。まずは原因を知り、子どもの本音に目を向けてみるといいかもしれません。

 

思っていた内容と違った

※写真はイメージ(Adobe Stock/yamasan)

 

体験のときは楽しそうだったのに、実際に始めてみると「思っていたのと違う」と感じることがあります。練習が思った以上に多かったり、遊びの要素が少なかったりすると、気持ちが冷めてしまうのは自然なことといえるでしょう。

 

先生・友達との相性

習い事は人との関わりが大きな場です。先生の指導スタイルが合わなかったり、友達との関係に緊張を感じたりすると、「行きたくない」という気持ちにつながりやすくなります。内容そのものより、人間関係が理由の場合もあるようです。

 

できない・失敗がつらい

うまくできない経験や失敗が続くと、子どもは自信を失いやすくなります。「またできなかったらどうしよう」という不安が先に立ち、習い事そのものを避けたくなることもあるでしょう。

 

疲れている・遊びたい

学校や園生活に加えて習い事があると、体力や気力が追いつかないこともあります。本当は家でゆっくりしたい、友達と遊びたいという気持ちが強くなり、習い事が負担に感じられる場合も少なくありません。

 

親の期待を感じてプレッシャー

「せっかく続けているから」「将来のために」といった親の思いは、知らず知らずのうちに子どもに伝わってしまうかもしれません。期待に応えなきゃと思うほど、習い事が楽しいものではなく、プレッシャーに変わってしまうこともあります。

 

 

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習い事に行きたくないときはどうする?親ができる対応

※写真はイメージ(Adobe Stock/健二 中村)

 

子どもが習い事を嫌がったとき、親は「続けさせるべきか」「やめさせるべきか」と迷ってしまいますよね。大切なのは、すぐに結論を出すことよりも、今の気持ちに合った関わり方を選ぶことです。子どもの様子を見ながら、無理のない対応を考えていくといいでしょう。

 

一度休んで様子を見る

行きたくない気持ちが強いときは、無理をせず一度休んでみるのも一つの方法です。少し距離を置くことで、疲れが取れたり、「やっぱりやってみたい」という気持ちが戻ることもあるというママの声もありました。休むこと自体が悪いわけではなく、気持ちを整えるための時間と考えてみましょう。

 

目標や期間を決めて続ける

「あと◯回やってみよう」「この発表会まで続けてみよう」など、期限を決めると子どもも先が見えやすくなります。だらだら続けるよりも区切りがあることで、気持ちが少し楽になる場合もあるようです。途中で見直してもいい、という柔軟さも大切です。

 

レベル・曜日を変える

難しすぎる内容や、疲れが出やすい曜日が原因で行きたくなくなることもあります。レベルを下げたり、曜日や時間帯を変更するだけで、負担が軽くなるケースも少なくありません。内容を「合う形」に調整する視点を持つといいかもしれません。

 

先生に相談する

家庭だけで抱え込まず、先生に相談してみるのも有効です。教室での様子や困っている点を共有することで、関わり方を工夫してもらえることもあります。第三者の視点が入ることで、親も子どもも安心しやすくなるでしょう。

 

親の期待を言葉にしすぎない

「せっかく続けているから」「将来役に立つから」といった言葉は、子どもにとってプレッシャーになることがあります。まずは「どう感じているか」を受け止めることを優先し、親の思いは少し横に置いてみましょう。気持ちが楽になると、前向きに考えられる余地が生まれるでしょう。

 

やってはいけないNG対応

※写真はイメージ(Adobe Stock/Metro Hopper)

 

子どもが習い事に行きたくないと言ったとき、つい感情的な対応をしてしまうこともあります。しかし、親の言動によっては、子どもの不安や抵抗感を強めてしまう場合もあるようです。

ここからは、避けたいNG対応を整理して関わり方を見直すヒントをご紹介します。

 

無理やり連れて行く

泣いたり嫌がる子どもを無理に連れて行くと、習い事そのものに強いマイナスの印象が残りやすくなります。「行く場所=つらい場所」と感じてしまうと、その後の意欲も下がってしまうかもしれません。気持ちを無視して引きずる対応は逆効果になることが多いでしょう。

 

「お金がもったいない」と言う

月謝や費用の話を持ち出すと、子どもは「自分のせいで迷惑をかけている」と感じやすくなります。習い事はお金のために頑張るものではありません。罪悪感を抱かせる言葉は、子どもの自己肯定感を下げてしまうでしょう。

 

他の子と比べる

「◯◯ちゃんは続けているのに」「もうできているよ」と他人と比べると、子どもは自信を失いやすくなります。比べられることで、さらに行きたくない気持ちが強まることもあります。その子自身のペースを大切にしてあげましょう。

 

やめる=根性がないと決めつける

続けられないことを「根性がない」「我慢が足りない」と決めつけると、子どもは自分を否定されたと感じてしまうかもしれません。合わないものを見極めることは、逃げではなく大切な経験です。人格と行動を結びつけて評価しないよう意識しましょう。

 

親の不安を押し付ける

「この先どうするの?」「将来困るよ」といった親の不安をそのままぶつけると、子どもは理由もわからないまま重荷を背負うことになります。まずは子どもの気持ちを受け止め、親の不安は大人同士で整理するようにしましょう。

 

習い事を続ける?やめる?判断軸

子どもが「行きたくない」と言い続けると、続けさせるべきか、やめるべきか悩みますよね。どちらが正解という答えはなく、いくつかの視点をもとに総合的に考えることが大切です。判断を急がず、子どもの様子を丁寧に見ていくようにしましょう。

 

一時的な嫌なのか、根本的な拒否か

※写真はイメージ(Adobe Stock/maroke)

 

疲れや気分のムラなど、一時的な理由で嫌がることも少なくありません。一方で、長期間にわたって強い拒否が続く場合は、環境や内容自体が合っていない可能性もあるかもしれません。期間や変化を見ながら判断していく視点が必要です。

 

習い事に行った後の様子を見る

行く前は嫌がっていても、帰ってきたら楽しそうなこともあります。逆に、終わった後も不機嫌だったり疲れ切っている場合は、負担になっているサインかもしれません。行き渋りだけでなく、前後の様子にも目を向けてみるといいでしょう。

 

体調不良やストレスを感じていないか

頭痛や腹痛、食欲低下など、体調面に変化が出ていないかも重要な判断材料です。言葉で「つらい」と言えず、体にサインとして出る子もいるようです。習い事以外の生活リズムや心の負担も含めて考えることが大切です。

 

子どもの年齢や性格

年齢が小さいほど、気持ちの切り替えが難しかったり、言語化がうまくできないことがあります。また、慎重な性格や環境変化が苦手な子もいます。その子の発達段階や個性に合っているかを基準に考えてみるといいでしょう。

 

習い事の目的を改めて確認

「何のために始めたのか」を振り返ることも欠かせません。親の期待や将来への不安が先行していないか、自分自身に問い直してみましょう。子どもにとって意味のある経験になっているかどうかが、判断の軸になります。

 

習い事をやめる選択は悪いことではない

習い事をやめると聞くと、「続かなかった」「根気がなかったのでは」と不安になる方も多いかもしれません。でも、やめること自体が失敗を意味するわけではありません。子どもにとっても、親にとっても前向きな選択になる場合があります。

 

やめることは「失敗」ではなく「気づき」

※写真はイメージ(Adobe Stock/健二 中村)

 

実際にやってみたからこそ、「自分には合わない」「楽しくない」と気づけたという見方もできます。経験した上での判断は、逃げではなく一つの学びといえます。この気づきは、今後の選択力を育てる土台にもなります。

 

別の可能性に目を向けられるようになる

一つの習い事をやめることで、時間や気持ちに余白が生まれます。その余白から、新しく興味を持てることに出会う子も少なくありません。合わないものに縛られないことで、子どもの世界は広がっていくでしょう。

 

自己肯定感を守るという大切な視点

無理をして続けることが、必ずしも自信につながるとは限りません。子どもの気持ちを尊重し、「自分の感じたことを大切にしてもいい」と伝えることは、自己肯定感を守ることにつながるでしょう。親が受け止める姿勢が、子どもの安心感を支えます。

 

習い事を通して大切にしたいこと

※写真はイメージ(Adobe Stock/hakase420)

 

習い事は「続けること」そのものが目的ではありません。どんな気持ちで取り組み、何を感じたのかが、子どもの成長にとって大切な要素といえます。結果や期間よりも、経験の中身に目を向けていきましょう。

 

感じたこと自体が成長につながる

楽しさや悔しさ、できた喜びや難しさに挑戦した感覚は、すべてが子どもの糧になります。「楽しかった」「悔しかった」と振り返る経験は、自分の気持ちに気づく力を育ててくれるでしょう。続いたかどうかより、心が動いたかどうかを大切にしましょう。

 

親子の信頼関係を深める機会

習い事を通して親が子どもの話に耳を傾け、気持ちを尊重することで、信頼関係はより強くなります。子どもは「自分の気持ちを聞いてもらえた」という安心感を得られます。その安心が、次の挑戦への土台になるでしょう。

 

「選ぶ力」を育てる経験

続ける・やめる・別のことに挑戦するという選択は、すべて子どもが自分で考える練習になります。親が支えながら選択を見守ることで、子どもは「自分で決めてもいい」と感じられるようになります。この積み重ねが、自立への一歩につながっていくでしょう。

 

【まとめ】「行きたくない」も大切なサイン。わが子に合う選択で大丈夫

※写真はイメージ(Adobe Stock/milatas)

 

今回の記事では、習い事に「行きたくない」という子どもの本音や、よくある理由を整理しながら、後悔しにくい親の関わり方や考え方などについてご紹介しました。

子どもが習い事に行きたくないと感じるのは、成長の過程でよくあることです。その気持ちにどう向き合うかで、同じ経験でも意味は大きく変わるでしょう。

無理に続けさせることだけが正解ではなく、やめる・見直す・続けるといった選択すべてに価値があります。習い事は子どもを縛るものではなく、可能性を広げるためのものといえます。自分の子どもに合った選択は何か?という視点を持つことが大切です。

 

 

 

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