子ども部屋づくりはどうする?マンション・戸建てそれぞれのケースを紹介!
コンテンツまでスキップ

子ども部屋づくりはどうする?マンション・戸建てそれぞれのケースを紹介!

GettyImages-1275045630※写真はイメージ(gettyimages/Sasiistock)

子ども部屋づくりのタイミングや注意点などが気になっているママやパパは多いのではないでしょうか?今回の記事では、子ども部屋づくりのポイントと注意点、マンション・戸建てそれぞれの場合の子ども部屋についてご紹介します。実際に住んでいる住宅スタイルに当てはめて、子ども部屋づくりについて考えてみてはいかがでしょうか?

子ども部屋づくりの際のポイント

子ども部屋づくりにあたって、ママやパパが知っておきたいポイントをご紹介します。ポイントに関するママの体験談も併せてお伝えします。

子ども部屋をつくるタイミング

GettyImages-802748630※写真はイメージ(gettyimages/Sasiistock)

子ども部屋をいつ作るかは、それぞれの家庭の都合やタイミングがあることでしょう。実際に子ども部屋の使い方に関してママたちに聞いてみると、子ども部屋を準備したタイミングと子ども自身が子ども部屋を使い始めたタイミングには差があるようです。具体的には、子ども部屋としておもちゃなどの収納スペースにしていたものの、子どもはまだリビングで遊んだり、夜は親と一緒に寝ていて子どもが1人で子ども部屋を使っていない期間があるようです。

40代ママ

「おもちゃや本、学用品などの収納のため、小学校低学年頃に子ども部屋づくりをしましたが、実際に娘が1人で勉強したり、寝るようになったのは小学校5年生でした。塾の宿題が増えてきたこと、プライバシーの確保のため使うようになったと感じます」

子ども部屋として子どもが1人で使うようになるのは、小学校高学年や中学生などのタイミングが多いようです。思春期や反抗期を迎え、子どもがプライバシーを気にしたり、1人になる時間がほしいと言ったときに、子ども部屋が必要だと感じたというママの声がありました。

1人=1部屋にこだわらない

住んでいる家の間取りや部屋数、子どもの人数などによって、子ども1人に1部屋を与えられない場合もあるでしょう。増築や住み替えなどを検討するケースもあるかもしれませんが、間仕切りを活用することで子ども専用のスペースを作り出すことができます。

30代ママ

「賃貸に住んでいるため、住み替えない限り部屋数を増やすといったことはできない状況です。リビングの隣の部屋を間仕切りで仕切って、子ども2人で使っています。収納付きの間仕切りを使用しているので、それぞれ特に問題なく使えているようです」

間仕切りを使って子ども部屋のスペースを作ったというママもいるようです。子ども部屋を使うかどうかわからない状況のときに、仮の子ども部屋を間仕切りで作ったというママの声もありました。収納棚などがついていてインテリアとしても活用できる間仕切りも増えているようです。

子ども部屋づくりの注意点

子どもが1人で子ども部屋を使うことを踏まえて、ママやパパはどのようなことに注意して子ども部屋づくりをしたのでしょうか?ポイントは、「1人の時間と家族の時間のバランス」のようです。ママに体験談を聞いてみました。

40代ママ

「子ども部屋で1人で過ごす時間が長くなりすぎないように、子ども部屋はリビング横に配置して、テレビやゲームを子ども部屋には置かないようにしています。スマホもリビングだけで使用可能とルールを決めています」

40代ママ

「子どもが1人になる時間も必要かと思いますが、家族と過ごす時間も大切にしてほしいので、リビングから声が届く部屋を子ども部屋にしています。家の間取り上、玄関から直接子ども部屋に行けてしまうのですが、学用品をリビングに設置して、リビングに寄るようにしてもらっています」

ママたちの声を聞くと、子ども部屋で過ごす時間も大切だけれど、リビングで家族と過ごす時間も大切にしてほしいという内容が多いようです。思春期や反抗期を迎えるころには、子どものプライバシーを保護する視点も重要ですが、子ども部屋で過ごす時間が長くなりすぎないよう、工夫をしているようです。

マンションと戸建ての子ども部屋づくりについて

いずれ持ち家を購入したいと考えているものの、マンションか戸建てか決められないというママやパパもいるのではないでしょうか?子ども部屋の観点から、マンションと戸建てを考えてみましょう。

子ども1人に1部屋与えたいなら戸建て

マンションと戸建てを部屋数で比較すると、戸建ての方が部屋数が多い傾向にあるようです。そのため、子どもが複数人いてそれぞれの子どもに1部屋ずつ使わせたいなどと考えている場合は、戸建ての方がいいかもしれません。

一方、子ども1人に1部屋でなくてもよいと考えている場合は、広めの部屋を間仕切りで仕切って子どもが使えるようにレイアウトを検討するなどのアイデアがあるようです。

子ども部屋とリビングの動線を考えるならマンション

GettyImages-2150366323※写真はイメージ(gettyimages/Sasiistock)

マンションであれば、ワンフロアで生活ができるため、子ども部屋とリビングそれぞれで過ごす時間やバランスを考えるとマンションがおすすめのようです。リビングを中心として、子ども部屋を配置したいと考えている場合は、マンションの方がいいかもしれません。物件によっては、部屋数が多いものもあるかもしれませんので、条件にあった物件があるか探してみましょう。

戸建ての場合、2階との行き来などで生活動線が長くなったり、玄関から直接子ども部屋に行けてしまうことが考えられます。

子どもの声や足音が気になるなら戸建て

子どもの声や足音のことで、近隣の人から苦情を言われたら……と感じているママやパパもいるのではないでしょうか。

マンションに住む場合は、部屋の位置によりますが上下階の部屋や隣の部屋のことを考慮する必要があるでしょう。一方、戸建ての場合は建物1棟が家になるため、マンションと比較すると足音や声に配慮しなくていい傾向にあります。ただ、戸建てだからといって、あまり大きな声や音は外に漏れてしまうので、注意が必要です。

生活スタイルやこだわりで決める

子ども部屋の観点からマンションか戸建てかを検討する場合、どちらが正解というものはないようです。それぞれの生活スタイルやこだわりのポイントから、マンションが合っているか、戸建てが合っているかを検討したというママやパパが多いようです。

どんな子ども部屋にしたいかをイメージすると、より具体的に検討ができるかもしれませんね。

マンションに子ども部屋をつくる場合

マンションに子ども部屋を作る場合、部屋の広さと形状がポイントのようです。子ども部屋の広さは、一般的に4.5~6畳といわれていますが、マンションによっては狭い部屋を子ども部屋にするしかないという場合もあるでしょう。

30代ママ

「賃貸マンションのため、リビング隣の広めの和室に間仕切りを設置して子ども部屋にしています。リビングの隣にいるので安心ですし、秘密基地のようで子どもも満足しているようです」

家具やクローゼットなどをうまく活用して、3畳の部屋であっても子ども部屋づくりをすることができます。具体的には、ロフトベッドを活用して、部屋の高い部分の空間も有効活用したり、クローゼット内に棚を設置して本棚にするなどレイアウトを工夫する方法があるようです。

また、部屋の形状について、机やベッドなど家具の配置しやすいのは長方形の部屋のようです。正方形だと、家具が設置しにくい傾向にあるようなので、子ども部屋づくりをする際は注意しましょう。

子どもが複数人いる場合は、広めの部屋に間仕切りを設置して子ども部屋にしているというママの声もありました。

マンションの場合、リビングと子ども部屋の行き来がしやすい、ワンフロアで過ごせるというメリットがあるため、メリットを活かした子ども部屋づくりをしたというママもいました。

戸建てに子ども部屋をつくる場合

GettyImages-1317430481※写真はイメージ(gettyimages/Sasiistock)

戸建てに子ども部屋を作る場合、子ども部屋のこだわりを実現できる可能性があるというのがポイントのようです。マンションと比較すると、戸建ての方が部屋数が多かったり、1つの部屋が広い傾向にあります。そのため、子どもが複数いる場合にも1人に1部屋ずつ与えられたり、広い部屋を間仕切りで仕切って子ども部屋のスペースをつくったり、インテリアにこだわった子ども部屋づくりをすることができます。「こんな子ども部屋にしたい」といったこだわりがある場合、戸建てであれば実現できるかもしれません。

40代ママ

「子ども3人にそれぞれ子ども部屋を作ってあげたかったので、注文住宅で家を建てました。それぞれ自分の大切なものは部屋で管理していて、自立心を成長させることができたのではないかと感じています」

子ども部屋のこだわりを注文住宅で実現したというママの声がありました。5~6畳の子ども部屋が用意できるようであれば、こだわりのインテリアを配置したり、本棚や子どもの趣味のものを置くスペースも生み出すことができるかもしれません。

一方、戸建てに子ども部屋を作る場合に注意したいのは、子ども部屋の位置です。玄関から子ども部屋に直接行き来できる場合、家族のコミュニケーション不足に陥る可能性があります。リビングと子ども部屋の位置をどうするか、子ども部屋での過ごし方のルールなどを家族で話し合ったというママの声もありました。

また、戸建ての場合、セキュリティ面でも準備が必要かもしれません。マンションではオートロックや防犯カメラがついているケースが多いですが、戸建てではセキュリティ面も自分たちで準備する必要があるでしょう。子どもにどんなものがあったら安心なのか検討してみましょう。

どんな子ども部屋にしたいかを考えてみよう

GettyImages-1304612087※写真はイメージ(gettyimages/Sasiistock)

今回の記事では、子ども部屋づくりのポイントと注意点、マンション・戸建てそれぞれの場合の子ども部屋についてご紹介しました。

どんな子ども部屋にしたいか、子ども部屋で過ごすときのルールなどを家族で考えると、マンションが適しているか、戸建てが適しているかが分かるかもしれません。子どもの自立心を成長させ、プライバシーを確保する大切な子ども部屋。家族で一度子ども部屋について話し合ってみるのもいいかもしれませんね。

KIDSKI STYLEでは、今後も「暮らし」と「子育て」に関する情報を発信していきます。
日々の暮らしにお役立てください。

 

イベント情報