【東京版】お出かけ感覚で楽しめる!注目のモデルハウス・住宅展示場を厳選紹介
※写真はイメージ(Adobe Stock/Zoey106)
リアルな暮らしを体感できるモデルハウスは、間取りや動線、収納、設備など、写真やカタログでは伝わらない「本当の暮らし」が見えてくる場所です。週末のお出かけ感覚で家族みんなで訪れ、楽しみながら家づくりのヒントを得ることができるでしょう。
昨今、「体験型」「お出かけ感覚で楽しめる」見学スタイルが増加しています。今回の記事では、東京都内で気軽に行けて、家づくりの知識を得られるモデルハウスを紹介します。
モデルハウス見学の魅力は?
家づくりを検討し始めたばかりの方にとって、モデルハウスは理想の住まいを具体的にイメージする絶好の機会です。図面やカタログだけでは分からない“暮らしのリアル”を、五感で体験できるのが最大の魅力です。
生活動線や広さをリアルに体感できる
モデルハウスでは、実際の間取りをそのまま歩いて確認できるため、「動きやすさ」や「家事のしやすさ」がリアルに感じられます。
例えば、キッチンから洗面室への動線がスムーズか、収納スペースが足りているかなどをチェックできます。写真では広く見えても、現地で体感すると印象が違うこともあるようです。
家具の配置や生活音の聞こえ方など、実際に暮らす感覚でチェックできるのがポイントです。家族の生活スタイルに本当に合っているかを、その場で確認できる貴重なチャンスです。
最新設備・収納の工夫を学べる
※写真はイメージ(Adobe Stock/norinori303)
モデルハウスには、最新のキッチン設備や浴室、収納アイデアが詰まっています。
例えば、家事がラクになる動線設計や、時短を叶えるビルトイン家電なども実物で確認することができます。子育て中の家庭に役立つ「見せない収納」や「ファミリークローゼット」などのポイントも実際に見ることができます。
カタログでは見逃しがちな細かな工夫も、現地で見ると納得感があります。「これ、家にも取り入れたい!」と感じるヒントに出会えるかもしれません。
その場で相談・比較可能
展示場では複数のハウスメーカーのモデルハウスが一度に見学できるため、効率よく比較・検討ができます。
「木造か鉄骨か」「2階建てと3階建ての違い」など、気になるポイントをその場で質問することができます。営業担当者から直接話を聞くことで、公式サイトにはない情報も得られるかもしれません。
家族の希望や予算に合わせたプランの提案も、その場で受けられることが多いです。家づくりのイメージがより具体化しやすく、次のアクションにつなげやすくなるでしょう。
モデルハウスはお出かけにもぴったりな理由
モデルハウスは「家を買う人だけの場所」と思われがちですが、実は週末のレジャー感覚で楽しめる施設も増えています。小さな子ども連れの家族でも安心して過ごせる工夫がたくさんあり、家づくりに興味がある人はもちろん、そうでない人でも楽しむことができるでしょう。
キッズスペース併設など、ファミリーに配慮された施設多数
※写真はイメージ(Adobe Stock/Paylessimages)
多くの展示場にはキッズスペースが併設されており、子どもが退屈せずに過ごせる環境が整っています。
授乳室やおむつ替えコーナー、ベビーカーの貸し出しなど、赤ちゃん連れでも安心の設備も充実しています。一部の展示場では、保育士が常駐する「託児サービス」を実施しているところもあるようです。
親が安心してモデルハウス見学に集中できるよう、配慮されたつくりが魅力です。家族全員が心地よく過ごせるように考えられている点が、ファミリーに支持される理由の一つです。
無料イベントやワークショップ開催日もあり
週末を中心に、展示場ではさまざまな無料イベントが開催されています。
例えば、木工体験、縁日風のゲーム、キャラクターショーなど、子どもが楽しめる内容が盛りだくさん。親子で参加できるワークショップや、家づくりに関するセミナーも定期的に実施しているところもあるようです。
イベント目当てに訪れる人も多く、気軽なレジャー感覚で利用できます。楽しみながら自然と住宅知識も身につくのが、イベントの大きなメリットです。
都内でも公園やショッピング施設と隣接したモデルハウスあり
展示場の中には、ショッピングモールや大型公園に隣接した場所もあります。
買い物や食事のついでに立ち寄れる立地は、特に子育て世帯にとって嬉しいポイントでしょう。「モデルハウス見学のあとにランチ」「公園で遊んでから展示場へ」など、予定に組み込みやすいのも魅力です。
時間に余裕がない人でも、短時間の見学だけで効率よく情報収集ができるでしょう。“ついで”に行ける気軽さが、住宅展示場をお出かけスポットとして利用しやすくしているようです。
「見学だけ」でもOKな場所がほとんど
「営業されそうで不安…」という理由で見学をためらう人も多いですが、実際は「見るだけOK」の展示場がほとんどです。
予約なしでふらっと立ち寄っても歓迎される雰囲気のところも増えてきています。資料だけ受け取って帰る、モデルハウスの空間や雰囲気だけを体験する、といったライトな利用も可能です。
見学時には名前や連絡先の記入だけで済むケースも多く、後追い営業の心配が少ないのも安心材料となるでしょう。「まずは雰囲気を知りたい」という人にもぴったりのスタート地点といえます。
東京でおすすめのモデルハウス・住宅展示場を厳選紹介
※写真はイメージ(Adobe Stock/beeboys)
東京都内でおすすめのモデルハウス・住宅展示場を3つに厳選してご紹介します。アクセスしやすい場所や気になる場所は、休日のおでかけスポットにしてみてもいいかもしれません。
小金井・府中ハウジングステージ
郊外の落ち着いた環境にありながら、18棟の豊富なモデルハウスが一度に見学できます。広々とした敷地内はベビーカーでも移動しやすく、授乳室などの設備も完備で子連れでの見学も安心です。週末には家づくりの相談会や子ども向けイベントも多く開催されており、家族で気軽に楽しめます。
展示場名 |
小金井・府中ハウジングステージ |
住所 |
〒184-0013 東京都小金井市前原町5-7 |
アクセス |
JR「武蔵小金井駅」からバス/徒歩 |
公式HP |
https://www.housingstage.jp/exhibition/koganei-fuchu |
TEL |
042-401-1517 (インフォメーションセンター) |
開場時間 |
10:00~18:00 |
定休日 |
年中無休(ただし元日・メーカーの定休日あり) |
展示棟数 |
ハウスメーカー18社/モデルハウス18棟 |
駐車場 |
無料駐車場完備(台数記載なし) |
設備 |
授乳室・多目的トイレ・おむつ替えコーナー・車椅子&ベビーカー貸出 |
ハウジングステージ成増
東武東上線・地下鉄両駅から徒歩圏内とアクセス抜群。住宅展示場の規模はコンパクトながら、主要メーカーのモデルハウスが揃っており、効率よく見比べたい人におすすめです。駅近のショッピング施設とも併せて立ち寄れる“お出かけついで”の見学スポットです。
展示場名 |
ハウジングステージ成増 |
住所 |
〒175-0094 東京都板橋区成増2-27 |
アクセス |
東武東上線「成増駅」徒歩5分/東京メトロ「地下鉄成増駅」徒歩3分 |
公式HP |
https://www.housingstage.jp/exhibition/narimasu |
TEL |
03-6915-6870 |
開場時間 |
10:00~18:00 |
定休日 |
年中無休(元日・平日の一部モデルハウス休業の可能性あり) |
展示棟数 |
ハウスメーカー8社/モデルハウス8棟 |
駐車場 |
無料駐車場 23台完備 |
設備 |
授乳室・多目的トイレ・おむつ替え・ベビーカー貸出・車椅子貸出 |
ハウジングステージ新宿
都心・新大久保から徒歩圏内という立地ながら、19棟という豊富な展示棟数が魅力です。大規模駐車場や授乳室、ベビー設備も整っていて、子連れファミリーにも安心です。イベント開催も多く、休日は「遊び+家づくり体験」が両立できる貴重なスポットといえるでしょう。
展示場名 |
ハウジングステージ新宿 |
住所 |
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-2-32 |
アクセス |
JR「新大久保駅」から徒歩圏内(数分) |
公式HP |
https://www.housingstage.jp/shinjuku |
TEL |
03-6457-3155 |
開場時間 |
10:00~18:00 |
定休日 |
年中無休(元日・一部モデルハウスが平日休業の場合あり) |
展示棟数 |
ハウスメーカー16社/モデルハウス19棟 |
駐車場 |
100台以上の無料駐車場あり |
設備 |
授乳室・多目的トイレ・おむつ替えコーナー完備 |
見学前に知っておきたい!予約・持ち物・服装の注意点
モデルハウス見学をもっと充実させるためには、事前の準備がポイントです。ちょっとした工夫で、当日の見学がスムーズ&快適になります。
ここからは、事前準備のポイントを詳しく見てみましょう。
事前予約がおすすめ!スムーズ&特典付きの日もあり
※写真はイメージ(Adobe Stock/Trickster*)
混雑する週末やイベント開催時は特に、事前予約で待ち時間を回避できます。予約者限定でプレゼントや来場特典がもらえるケースもあるようです。
予約フォームから簡単に申し込める展示場がほとんどです。希望するメーカーとの面談時間も確保しやすく、じっくり話が聞けます。気になるモデルハウスがあるなら、早めの予約がおすすめです。
【持ち物リスト】メモ帳・ペン・スマホ充電器、家族の希望メモなど
見学中は気づいた点をすぐにメモできるようにしておくと便利です。スマホで写真を撮ることが多いので、充電器やモバイルバッテリーも持参すると安心して見学できます。
また、家族の希望を書き出したメモがあると、チェック漏れを防げます。配布された資料もすぐ確認できるよう、クリアファイルもあると便利です。
そのほかにも、見積もりや資料は意外とかさばるので、エコバッグがあるとスマートです。
【服装&持参グッズ】動きやすい服装+子ども用おやつ・おもちゃ
モデルハウス内は階段を上り下りしたり、靴を脱いだりする場面も多いです。脱ぎ履きしやすい靴・リラックスできる服装で行くのがベストでしょう。
小さな子どもがいる場合は、おやつやお気に入りのおもちゃを用意すると見学中にぐずらず安心です。暑さ・寒さに対応できる羽織り物も持っておくといいかもしれません。展示場によっては外を歩く時間もあるため、天候も考慮しましょう。
家族で相談用に!気になる間取りや設備は写真で共有できるように
写真を撮っておくと、あとで家族間での意見交換がしやすくなります。キッチンや収納のアイデア、床材の質感なども画像で記録しておきましょう。後日比較検討するときの材料としても役立ちます。
撮影の可否は現地で確認をしましょう。LINEなどでその場で意見交換するのもおすすめです。
関連記事:「住宅展示場に赤ちゃん連れで行くときの準備・持ち物・注意点まとめ」
モデルハウス見学で注目すべきチェックポイント
※写真はイメージ(Adobe Stock/years)
モデルハウスを「見て終わり」にしてしまうともったいないでしょう。将来の暮らしをイメージしながら、具体的なチェックポイントを意識して見学すると収穫がぐっと増えます。
ここからは、モデルハウス見学で注目すべきチェックポイントをご紹介します。
間取りの広さ・家事動線・収納スペースの配置
家事のしやすさは「動線」で大きく変わります。キッチンから洗面所への距離や、洗濯→干す→たたむの流れがスムーズかを歩いて確認しましょう。収納が「必要な場所」にあるかも重要で、使い勝手を考えた配置か要チェックです。実際の家具配置をイメージしながら、部屋の広さも体感してください。
モデルハウスごとの間取りの違いにも注目すると、理想が明確になります。
設備(キッチン・お風呂・玄関まわり)や床材など
キッチンの高さやシンクの大きさ、収納力などは現地で必ず確認しておきたいポイントです。
お風呂のサイズ感や段差、洗面所との動線も日々の快適さに直結します。玄関の広さや土間収納の有無など、家族の人数やライフスタイルに合わせた工夫もチェックしておきましょう。床材や壁材の質感・色味も、実物を見ることで好みが分かりやすくなります。おしゃれさだけでなく、掃除のしやすさ・手入れのしやすさも確認しましょう。
スマートホーム対応、耐震・断熱性など性能も要確認
見た目だけでなく、見えない部分の性能も住み心地に大きく影響します。スマートホーム機能(照明・空調・玄関の施錠など)の有無は、家事や育児の効率化にも貢献してくれるでしょう。耐震構造や断熱材のグレード、省エネ性能も各社で差があります。スタッフに構造や省エネ等級について具体的に質問してみるのもおすすめです。光熱費や長期的なメンテナンスコストにも関わる重要なポイントです。
将来の家族構成に合う柔軟性のあるつくりか
今の暮らしだけでなく、「将来どう暮らしたいか」も踏まえて間取りをチェックしましょう。
子どもの成長に合わせて部屋を仕切れる設計か、夫婦それぞれのプライベート空間が持てるかなどもポイントです。バリアフリー対応や、在宅ワークへの対応など、柔軟に変化できる構造かどうかも見ておくと安心です。
10年・20年後も快適に暮らせる家を選ぶために、未来の生活をシミュレーションしてみましょう。住宅の“可変性”は、後悔しない家づくりのカギです。
関連記事:「初めてのモデルハウス見学!子育て世代が展示場でチェックすべきポイントは?」
関連記事:「【子育て世帯向け】住宅展示場の選び方・見学のコツは?完全ガイド」
関連記事:「【ファミリー向け】モデルハウス見学のポイントは?事前準備と注意点を解説」
【まとめ】家族で楽しく!東京で気軽に行けるモデルハウスへ
※写真はイメージ(Adobe Stock/tatsushi)
今回の記事では、東京都内で気軽に訪れられて、家づくりのヒントが得られるおすすめのモデルハウス・住宅展示場をご紹介しました。
モデルハウスは、気軽なお出かけの延長で住まいの知識を深められる絶好のスポットです。週末の空いた時間に家族で訪れることで、未来の暮らしをリアルに体感できる貴重な機会になるでしょう。「家づくりを考えたいけど、何から始めればいいかわからない」という方にもぴったりの第一歩になるかもしれません。